アカデミー賞…の不思議
つい先日「おくりびと」という映画がアカデミー賞の外国映画賞を受賞した。映画が大好きで、話題の作品はほとんど見てきた者として実に嬉しいことだ。「おくりびと」という映画はまだ見ていないのだが、これで観客動員数も今後うなぎ昇りになることだろう。今日まで何度もノミネートされていながら受賞を逃してきたがやっと実現したと思えば一映画ファンとして感慨もひとしおだ。
私は映画のDVDを450本ほど持っている。特に最近は日本映画が面白く、内容も質の高いものが多い。昨年は観客数も日本映画が洋画を抜いたようだし、ここらでひとつアカデミー賞を…というのは実にタイムリーだ。主演の本木さんも作品に対してとても深い思いを抱いておられたようだし、助演・共演の方たちの演技もとても素晴らしいと聞いている。
アカデミー賞受賞作品や俳優を決定するのは5500名の米国のアカデミー会員であるから、穿った見方をするならば水面下で熾烈な根回し活動が行われたことだろう。もちろん実際に作品そのものの質が良くなければ俎上にも登らないわけだが、ノーベル賞なども含めこうした栄誉に関わる受賞選択にはなにか釈然としない部分がちらちらと見え隠れする。
もともと受賞などということに無縁に人生を過ごしてきたから、所詮は負け犬の遠吠えだ…と笑って見過ごしてもらいたい。早速「おくりびと」という作品を鑑賞しに勇んで映画館に足を運ぼうと思っている。とても楽しみだ。
■クリントン 笑顔一回 一億ドル